温泉の役割

遠州 和の湯

2012年01月30日 09:42

 古来より温泉は病気の治療に用いられてきたことは各地の風土記にも伝えられています。多くの温泉を見出したとされる空海も、病に苦しむ人々の救済に温泉を利用しました。温泉は急性疾患には適応はありませんが、健康保持、発病予防、また慢性疾患(生活習慣病)の回復や修復促進など近代医学の欠陥を補う役割も果たしています。
      
「温泉利用の目的」
 第1は温泉を利用して健康を保ち、病気を予防すること。
 第2は病気を癒し、病後の体力の回復に温泉を利用すること。
 第3は温泉の広々とした浴槽は、社交の場ともなり、また多くの人との交流は、生活に張りを与え高齢者の閉じこもりを予防できます。総じて温泉利用の目的は保健、療養、保養といわれております。今こそ袋井市が誇る唯一の天然資源である温泉に注目すべき時であると思います。



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